子どもたちの悩みをAIが解決!生成AIを用いた悩みチャット相談システム、東京都立桐ヶ丘高等学校で導入

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~いじめ、不登校、児童虐待、ひきこもりなどの早期発見・解決を目指して~

カウンセリングの再発明を掲げる株式会社ZIAI(東京都渋谷区、代表取締役:櫻井昌佳)は、子どもたちの悩みを早期発見・解決するために、生成AIを用いた悩みチャット相談システムを東京都立桐ヶ丘高等学校で導入することを発表しました。

増加する子どもたちの悩み

令和4年における日本のいじめ認知件数は過去最多68万1948件、不登校は10年連続増加、児童虐待は32年連続で増加しています。また、ひきこもりは全世代で146万人にのぼり、その3人に1人が、小中学校時代に不登校やひきこもりを経験しているというデータもあります。

早期発見・解決の重要性と課題

子どもたちが抱える悩みを早期発見し、有事を予防することは、教育現場だけでなく、世代を超えた大きな社会的インパクトに繋がります。しかし、学校現場における人手不足や働き方改革を考慮すると、教員やスクールカウンセラーの業務量を増やさずに、悩みを早期発見・解決することは課題となっています。

生成AIを用いた悩みチャット相談システム

ZIAIが開発した悩みチャット相談システムは、生成AIを活用することで、子どもたちが匿名で気軽に悩みを相談できる環境を提供します。AIは、相談内容を理解し、適切なアドバイスやサポート情報を提供します。

東京都立桐ヶ丘高等学校での導入

ZIAIは、東京都立桐ヶ丘高等学校と連携し、2024年3月から悩みチャット相談システムを導入します。同校は、生徒の自主性を重視した教育活動を行っており、今回の導入は、生徒たちの悩みを早期発見・解決し、より充実した学校生活を送るための支援に繋がるとしています。

本システムの導入は、子どもたちの心の健康を守るための重要な取り組みとして、注目を集めそうです。

*「社会的ひきこもり」に関する相談・援助状況実態調査報告:https://www.mhlw.go.jp/topics/2003/07/tp0728-1f.html

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