子どもと若者のメンタルヘルス支援に向けた革新的ゲーム開発 – セガXDがリードする介護・福祉エンタテインメント事業

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ゲーミフィケーション事業を展開する株式会社セガ エックスディー(以下、セガXD)、株式会社omniheal、及び株式会社ホスピタリティ・ワンは、共同で介護・福祉エンタテインメント事業の一環として、精神疾患や発達障害を持つ子どもや若者を対象にしたオリジナルゲームの開発に成功しました。この取り組みは、2023年度GEMStartup TOKYOの支援のもと、介護・福祉施設の利用者だけでなく、経営者や従事者にも利益をもたらす「三方良し」の実現を目指しています。

社会問題としての「生きづらさ」

日本では、抑うつや適応障害の増加、不登校など子どもや若者の「生きづらさ」が深刻な社会問題になっています。特に、発達障害やグレーゾーンに分類される個人は、その特性から学校生活や社会への適応が困難であることが指摘されています。感情のコントロールや集団生活での課題は、これらの個人にとって大きな障壁となっています。

ゲーム開発の背景と目的

このような背景のもと、セガXDはomniheal社、ホスピタリティ・ワン社と手を組み、精神疾患や発達障害を持つ子どもや若者に向けたオリジナルゲーム2種類の企画・制作を支援しました。この取り組みは、小学校低学年から高校3年生までを対象に、就労支援施設や放課後等デイサービスの施設内で、スタッフが運営可能なゲームとして設計されています。

ゲームの特徴と期待される効果

開発されたゲームは、介護福祉施設とのヒアリングを通じて特に需要が高かった「相手の気持ちを読み取ること」と「気持ちを整理し落ち着かせること」に焦点を当てています。ボードゲームと玩具を用いたアプローチは、参加者が気持ちを整理したり、発散することを助けることを目的としており、これにより、社会性の向上や生活の質の改善が期待されます。

革新的なアプローチでメンタルヘルスをサポート

株式会社セガ エックスディーは、omniheal社、ホスピタリティ・ワン社と協力し、精神疾患や発達障害を持つ子どもや若者向けに特化したオリジナルゲームを開発しました。この取り組みは、エンタテインメントの力を利用して、「生きづらさ」を感じる個人の社会性の向上と生活の質の改善を目指しています。ゲームを通じて、感情のコントロールや社会的スキルの習得を促すことで、子どもや若者が直面する課題の解決に貢献します。

■会社概要

 セガ エックスディーは、ゲーミフィケーションで企業や社会の課題を解決するゲーミフィケーションカンパニーです。当社は、人々を夢中にさせるゲーミフィケーションメソッドを中心とした技術やデザイン、世界観をつくる力と、日々研究開発を進める AR / VR などの最新テクノロジーを掛け合わせ、人々の”感情を動かす”ノウハウを強みに、事業戦略から大規模開発・プロモーションまで、一気通貫で企業課題・社会課題の解決に取り組んでいます。

 

会社名    株式会社セガ エックスディー

代表者    代表取締役社長執行役員CEO 谷 英高

所在地    東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー 20階

設立     2016年8月1日

事業内容   ゲーミフィケーション事業

URL     https://segaxd.co.jp/

記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

本文書に記載している情報は、発表日時点のものです。

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