東京都千代田区に本社を構える株式会社Luup(代表取締役社長兼CEO:岡井大輝)は、京都市内の訪問介護事業者「訪問介護まごのて一条」(代表:北川 美江)および「よりどころ訪問介護事業所」(代表:岡本 圭太)と協力し、訪問介護の効率化を目指した新たな取り組みを開始しました。このプロジェクトでは、Luupが提供する電動キックボードおよび電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP」を、特別プランで訪問介護スタッフに提供し、移動効率の向上とコスト削減を図ります。
訪問介護に新たな移動手段を
3月25日に開催されたメディア向けの発表会では、この取り組みが公に発表されました。Luupのミッションは、「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」こと。京都市では既に、700箇所以上に「ポート」が設置されており、多くの人々が通勤、通学、観光などでLUUPのサービスを利用しています。今回の連携により、訪問介護スタッフがLUUPの電動キックボードや電動アシスト自転車を利用することで、介護サービス提供時の移動課題を解決し、より多くの必要とする人々へ迅速にサービスを届けることが可能になります。
移動課題の解決に向けて
令和4年版高齢社会白書によると、2025年には後期高齢者人口が2,180万人に達すると予測されており、在宅介護サービスの需要はさらに高まることが見込まれます。これまで、訪問介護事業者は自動車やバイク、自転車、公共交通機関を利用してサービス提供先へ移動していましたが、これにはコストや管理の課題が伴っていました。LUUPを活用することで、車両維持費の削減や駐輪場・駐車場の問題を軽減し、スピーディな移動を実現することが可能になり、訪問介護サービスの提供時間を増やすことができます。
さらに、電動キックボードや電動アシスト自転車の利点として、短距離移動時の疲労軽減が期待されます。これにより、訪問介護スタッフはより多くの利用者への訪問が可能となり、在宅介護サービスの質の向上にも繋がると考えられます。Luupと京都市内の訪問介護事業者とのこの連携は、高齢化が進む社会において、訪問介護サービスの効率化と質の向上に貢献する重要な一歩です。
訪問介護の新しい一歩
京都市で株式会社Luupと訪問介護事業者が協力し、電動キックボードと電動アシスト自転車を利用した訪問介護の効率化を目指す取り組みが始まりました。この新しい手法は、訪問介護スタッフの移動効率を向上させ、在宅介護サービスの提供時間の拡大と質の向上を図ることを目的としています。電動移動手段の導入は、訪問介護における多くの課題を解決し、高齢社会における介護サービスのさらなる充実に貢献することが期待されます。
- 連携内容
・連携開始日:2024年3月25日(終了日未定)
・連携内容
(1)訪問介護スタッフ向けに電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」の割引クーポンの提供
(2)訪問介護事業所へのポートの設置
(3)訪問介護業務におけるLUUPの利用、Luupへのフィードバック
まずは日々の介護支援業務において、コスト面の心配なくLUUPをご利用いただけるよう、訪問介護スタッフ向けのクーポンを提供させていただき、業務の効率化等に寄与できているか等のフィードバックを経て、将来的な訪問介護事業者との最適な座組の検討をしてまいります。なお、本連携は一般の方向けに提供しているシェアリングサービス「LUUP」をご利用いただく取り組みであり、専用の車両やポートを提供するものではありません。
【株式会社Luupについて】
株式会社Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを通して、街じゅうを「駅前化」する新しい短距離移動インフラをつくります。現在、電動キックボードや電動アシスト自転車など「電動マイクロモビリティ」のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を東京・大阪・京都・横浜・宇都宮・神戸・名古屋・広島・仙台で提供しています。電動マイクロモビリティの普及によるCO2削減と、ご高齢の方も乗ることができる新しい電動モビリティの導入を実現し、すべての人が安全・便利に移動できる持続可能な社会をつくります。
・所在地:東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階
・代表者:岡井大輝
・創業:2018年7月
・URL:https://luup.sc/
・アプリダウンロードURL:https://ride-your-city.luup.sc/Myjb/cfcdb04a
※LUUPアプリは、iOS 15 以降、iPhone 6s 以降、Android OS 9.0 以降の端末でお使いいただけます。
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