特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府泉佐野市、代表:水取博隆)は、2024年2月16日(金)に開催された日本財団主催イベント「子どもWEEKEND」において、フリースクールに通う小中学生17名が自主的に活動する体験型企画としてカフェ「お福wapi」(おふくわぴ)を一日限定で出店しました。約200名の来場者の方々に温かい飲み物と焼き菓子を販売し、大盛況のうちに終了しました。
子どもたちの主体的な取り組み
キリンこども応援団は、子どもたちが安心できる居場所を通して自らの希望を持ち未来に踏み出せるよう支援を行っています。今回のカフェ出店もその一環として、子どもたちが企画・考案から原価計算、調理、接客まで全てを自分たちで行いました。
心を込めたおもてなし
販売したのは、子どもたちが考案した温かいドリンクと、クッキーとキャラメルフロランタンラスクをセットにした焼き菓子の詰め合わせです。焼き菓子の箱には、購入者への感謝の気持ちを込めた手書きメッセージも添えられました。
大盛況の販売とプレゼンテーション
準備していた焼き菓子145箱は販売時間内に完売し、多くの方々に好評を得ました。また、シンポジウム後に行われた懇親会では、子どもたちが「お福wapi」の取り組みについて、そして水取代表が当団体の活動についてプレゼンテーションを行いました。
未来への挑戦
今回の取り組みに参加した中学3年生8名は、来月に控える卒業式に向けて新たな一歩を踏み出そうとしています。また、「お福wapi」は今後、子どもたちのための催しや福祉施設などでの出店を計画しています。
■法人概要
法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団
代 表:代表理事 水取博隆
設 立:令和3年10月26日
事 業:子ども食堂事業(さのだい子ども食堂キリンの家)、フリースクール事業(フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールclulu)、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)、パントリー(食材配布)事業等
※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています
住 所:〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号
URL :https://kirin-npo.com/
■「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に200ヵ所設置されています。(2024年2月1日時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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