認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区、代表理事:赤坂緑)と一般社団法人こども宅食応援団(佐賀県佐賀市、代表理事:駒崎弘樹)は、2024年2月9日、能登半島地震で被害を受けた石川県七尾市へ約23,000個の食品をお届けしました。
被災者の声に寄り添う支援
今回の義援物資は、明治ホールディングス(株)からフローレンスに寄贈された食品のうち、レトルトカレーやお菓子など、被災地域で活用しやすいものを選定。全て新品で、長期保存可能なものです。
全国のこども宅食団体から温かい支援
当初、これらの食品は全国20のこども宅食団体に送られる予定でしたが、団体からの賛同を得て、石川県の被災地域に優先的に提供することになりました。
困難を乗り越え、つながる支援の輪
フローレンスは、被災地域の状況把握に努め、義援物資の提供を準備。明治ホールディングス(株)と連携し、こども宅食実施団体から協力を得て、七尾市への義援物資輸送を実現しました。
「一日でも早く、平穏な日が来ることを」
食品をお裾分けいただいた団体からは、「大変な状況の方々を優先で構いませんのでよろしくお願いします」(宮崎県の団体より)、「被災された皆さんに、全量をお届けください。一日でも早く、平穏な日が来ることをお祈りしています」(佐賀県の団体より)といった、被災地域を応援する温かい声が寄せられています。
北陸地域全域への支援
フローレンスは、七尾市の他に、新潟県や福井県など、震災の影響を受けた北陸地域にも重点的に支援を行うべく、25,180個の食品を届けています。これにより、北陸地域全域への提供食品数は48,260個となりました。
様々な関係者との連携
今回の支援は、フローレンス、こども宅食応援団、明治ホールディングス(株)だけでなく、食品の寄贈先変更に柔軟に対応してくださった地域のこども宅食実施団体など、被災地域を支えたいという想いでつながった様々な関係各所との大きな支援の輪によって実現しました。
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