通級指導の実践事例を探る、リディラバのオンラインセミナー開催

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株式会社リディラバは、発達障害のある児童生徒への「通級による個別の指導計画」の活用事例を読み解くオンラインセミナーを無料で開催する。通級指導とは、発達障害児が通常の学級に在籍しながら、一部別室で個別指導を受ける方式だ。

文部科学省委託事業に基づき実施するこのセミナーでは、リディラバが作成した「個別指導計画の好事例集」などをもとに、通級指導の課題や着目すべき実践例についての解説が行われる。指導現場の高松慶多氏と研究者の海津亜希子氏がパネリストを務め、専門的見地から指導の実態を分析する。

参加者には当日の資料が後日配信される。オンラインで無料参加可能なこのセミナーを通じ、発達障害児の適切な指導・支援の在り方が探求されていく。実践に裏打ちされた課題解決の糸口が見つかるかもしれない。

日時:2024年3月25日(月) 15:00~16:30

場所:オンライン(zoom)開催

費用:無料

 

プログラム(予定):

1.ご挨拶

/文部科学省 特別支援教育課
2.本事業調査結果報告と解説

/進行:リディラバ

コメンテーター:

海津 亜希子 先生(明治学院大学 心理学部 教授)

高松 慶多 先生(三鷹市立第二中学校 主幹教諭)

・自治体へのアンケート結果からみる課題と対応

・学校ヒアリングからみえた課題と対応

・学校ヒアリングからまとめた好事例

3.質疑応答

登壇者紹介:

海津 亜希子(明治学院大学 心理学部 教授)

東京学芸大学で博士(教育学)号を取得、その後、国立特別支援教育総合研究所で研究員として勤務。途中、テキサス大学オースティン校へ客員研究員として赴任。

通常の学級においてLD等学習に困難の子どものニーズを早期に把握・支援するいわば「つまずかせないための支援」を追究することをめざしている。

著書には、多層指導モデルMIM、個別の指導計画作成と評価ハンドブック:学習障害(LD)のある小学生・中学生・高校生を支援するなど多数

高松 慶多(三鷹市立第二中学校 主幹教諭)

通常学級の教員を経て、特別支援教室の教員に。「自己肯定感を高める関わり」を研究しながら、全国情緒障害教育研究会、東京都情緒障害教育研究会等にて実践発表。

NHK「おとなりさんはなやんでる。」でも学級が紹介された。

参加費:無料

申込ページ:https://ssl.form-mailer.jp/fms/c97f439c815421

(申し込みいただいた方全員に、当日資料を後日配信します。)

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