アパレル在庫処分サービスを展開する㈱shoichi(東京/大阪)は、障がい者支援と地域活性化を両立する「衣福連携事業」を開始しました。
アパレル業界の課題解決と地域活性化を同時に実現
26年間アパレル在庫処分サービスを展開してきたshoichiは、年間4000万枚のアパレルをリサイクル・二次流通させています。近年、環境問題への意識の高まりから、アパレル業界におけるリサイクルや再利用が重要視されていますが、ブランドイメージの低下を懸念して踏み切れない企業も多いのが現状です。
shoichiは、ブランド価値を損なわずに在庫リサイクルを完結させる方法を開発。衣料品のブランドタグを取り外し(タグカット)、商品によってはタグを付け替える(リネーム)ことで、ブランドイメージを守りながら新たな価値を生み出しています。
障がい者支援と地域活性化を促進
外したタグ・袋などは資源ごとに分別し、糸やフェルト、再生プラスチックなどにリサイクル。これらの作業を地域の就労支援事業所と協働することで、障がい者支援と地域活性化にも貢献しています。
廃校を活用した商品化工場兼物流センター
shoichiは、三木市の旧上吉川小学校を活用した商品化工場兼物流センターの建設を計画しています。
この取り組みは、障がい者雇用創出だけでなく、支援職員や物流センタースタッフの雇用創出にもつながり、地域経済の活性化を促進します。
さらに、グラウンドは地域のイベントスペースとして開放し、災害時の避難所としても活用できるよう調整中です。
URL : https://shoichi.co.jp/
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