大阪府高槻市に本社を置く株式会社Lean on Me(以下「リーンオンミー」)は、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(東京都港区、社長:大瀧 清)とReGACY Innovation Group株式会社(東京都千代田区、代表取締役:成瀬 功一)が共同で開催するアクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」に参加し、その成果発表会においてアクセラレート賞を受賞しました。
このプログラムは、「くらしインフラ」の変革を通じて、「いい今日と、いい未来」を創造することを目的としたもので、2023年11月のスタート以来、約4ヶ月間にわたりパナソニックのリソースを活用し、新規事業の加速が図られました。
革新的なセンサリールームの開発
リーンオンミーとパナソニックが共同で開発したセンサリールームは、照明や音響など、五感を適度に刺激し、特に視覚過敏や聴覚過敏を持つ人々が安心して過ごせる空間を提供します。このセンサリールームは、2025年大阪・関西万博での展示が予定されており、災害時の避難所など、様々な場面での活用が期待されています。
実証実験から見えた効果
2023年11月から2024年3月にかけて、レストラン、成田国際空港、障がい通所施設などでセンサリールームの設置実験が行われました。
実験では、多動や他害傾向のある利用者が一人でルーム内に入り、リラックスして過ごす姿が確認され、利用者本人だけでなく、家族や支援者の心理的負担軽減にも寄与することが示されました。
福祉とテクノロジーの融合
リーンオンミーの障がい福祉に関する深い知見と、パナソニックの照明や音響技術の融合により、障がい者が社会の中でより快適に過ごせる環境の創造に向けた一歩を踏み出しました。
この共同開発プロジェクトは、障がい者支援の新たな可能性を示すとともに、将来のさらなる展開が期待されます。
障がい者支援に革新をもたらす「センサリールーム」
株式会社Lean on Meはパナソニックとの共同開発により、障がい者にやさしい簡易型センサリールーム「ReGACY」を開発し、パナソニック主催のアクセラレータープログラムでアクセラレート賞を受賞しました。このセンサリールームは、五感を適度に刺激し、利用者が安心して過ごせる空間を提供することで、視覚過敏や聴覚過敏を持つ人々の支援に貢献します。実証実験を通じて、利用者本人だけでなく、家族や支援者の心理的負担軽減にも寄与する効果が確認されており、2025年大阪・関西万博での展示も予定されています。
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