株式会社ウィル、介助犬育成支援で社会貢献を推進

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兵庫県宝塚市に本社を置く株式会社ウィル(代表取締役社長:坂根勝幸)は、手足に障害のある方をサポートするために訓練された介助犬の育成と普及のため、寄付を行うことを発表しました。この活動は、同社が2003年から継続している介助犬支援の一環であり、特に「契約募金」という独自の募金制度を通じて実施されています。この制度では、不動産取引ごとに一定額の寄付を行い、2023年には合計1,589,000円を集め、社会福祉法人日本介助犬協会など複数の団体に贈呈しました。
寄付先 寄付額
介助犬支援のきっかけとなった 社会福祉法人日本介助犬協会 465,000円
本社所在地 兵庫県の 特定非営利活動法人兵庫介助犬協会 800,000円
支援のきっかけとなった介助犬シンシアの名を冠した 「シンシア基金」 324,000円

寄付活動とCSRへの取り組み

株式会社ウィルは、社会貢献活動への理解を深める目的で、多くの社員が集まる場において契約募金の贈呈式を行っています。2024年3月22日には、愛知県長久手市にある介助犬総合訓練センター「シンシアの丘」で贈呈式を実施し、施設の見学とPR犬によるデモンストレーションを通じて、介助犬に対する理解を深める予定です。このような活動を通じて、社員のCSR活動への参画意識を高め、社会への貢献を実感してもらうことを目指しています。

介助犬の現状と課題

日本における介助犬の実働頭数は58頭にとどまっており、盲導犬や聴導犬に比べてその数は少ないです。介助犬の認知度も低く、訓練事業者の規模も小さい団体が多いのが現状です。これに対し、介助犬を必要とする人は約15,000人とされ、育成の促進と認知度向上が急務となっています。株式会社ウィルはこのような背景を踏まえ、介助犬の支援を通じて社会貢献を目指しています。

社会貢献への長期的な取り組み

株式会社ウィルの介助犬支援活動は、創業者が介助犬のテレビドラマに触れたことがきっかけで始まりました。以来、募金箱の設置やチャリティイベントの開催、介助犬の情報を紹介するウェブサイトの運営など、さまざまな方法で支援を行っています。これらの活動を通じて、同社は社会貢献とCSRへの取り組みを深め、介助犬への理解と支援の必要性を広く訴えています。

 

株式会社ウィルは、介助犬の育成と普及のための寄付活動を通じて、社会貢献を推進しています。介助犬の現状と課題に対する理解を深め、社員のCSR活動への参画意識を高めることで、社会への貢献を実現しています。この取り組みは、社会貢献活動への長期的なコミットメントを示しており、より多くの介助犬の育成とその必要性に対する認知度向上に貢献しています。

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