埼玉県本庄市に本社を置くケイアイスター不動産株式会社(代表取締役社長:塙 圭二)のチャレンジドアスリートチームに所属する佐藤正樹選手は、2024年2月26日、埼玉県立特別支援学校 大宮ろう学園(埼玉県さいたま市北区)で特別講師を務めました。
佐藤選手は、自身の経験を踏まえて「障がい」や「共生」について講義を行い、唇の動きだけで相手の話を読み取る「伝言ゲーム」やジェスチャーのみで単語を伝える「ジェスチャーゲーム」を実施しました。その後、柔道の技や受け身の手本を披露し、生徒たちは実際に体験しました。
今回の特別授業は、ケイアイチャレンジドアスリートチームが「日本一挑戦するアスリートチーム」を理念に掲げ、各地でイベントや体験会を実施するなど、パラスポーツの認知向上に向けた啓もう活動を積極的に行っている一環として実施されました。
佐藤選手は「生徒たちが積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれたり、柔道を楽しそうに体験してくれたりして、とても嬉しかったです。今回の授業を通して、デフ柔道に興味を持つきっかけになれば幸いです。」と語りました。
大宮ろう学園の生徒たちは、「佐藤選手の話はとても興味深かった。デフ柔道についてもっと知りたい」「実際に技をかけてみて、難しかったけど楽しかった。また体験したい」と感想を述べました。
今回の特別授業を通して、生徒たちはデフ柔道を通して「障がい」と「共生」について学び、将来の夢や希望、なりたい姿について考える貴重な機会となりました。
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