豆塚エリ発起、特定非営利活動法人こんぺいとう企画がオンラインライタースクール設立へ

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大分県別府市に拠点を置く特定非営利活動法人こんぺいとう企画は、2023年12月14日に詩人・エッセイストの豆塚エリを発起人として設立されました。この新しいNPO法人は、障害や病気により長期安定的な就業が難しい方々をサポートする目的で、2024年6月中旬に「もくもくライタースクール」を開校する予定です。

豆塚エリの挑戦とビジョン

豆塚エリ氏は、16歳での自殺未遂により車椅子ユーザーとなり、社会の様々な壁に直面しながらも、フリーランスとしての道を切り開いてきました。2022年には自身の経験を基にした著書「しにたい気持ちが消えるまで」を出版し、障害者としての生活や社会との向き合い方について発信しています。こんぺいとう企画の設立は、そんな豆塚氏の経験と思いが結晶したものであり、障害を持つ人々が社会で活躍する機会を増やすことを目的としています。

オンラインライタースクールの概要

「もくもくライタースクール」は、障害や病気を持つ人々が、自宅からでも学び、将来的にライターとして活動できるように設計されています。学習コンテンツは5分間の動画で提供され、ライティング基礎、ビジネスマナー、就活、自立の4つのコースが用意されています。受講料は1コンテンツ300円程度と手ごろな価格設定で、障害や病気による通院や入院など、日常生活の不安定さに配慮した学習スケジュールが可能です。

社会的意義と今後の展望

日本における障害者の雇用は依然として課題が多く、特に身体的な制約や病状によっては、従来の職場環境では働きづらいという問題があります。こんぺいとう企画が提案するオンラインライタースクールは、障害者雇用の新たな可能性を示すものであり、社会に対する重要なメッセージを投げかけています。また、卒業生に対する営業サポートや事務処理代行などの長期的なサポート体制の構築により、障害を持つ人々がフリーランスとして安心して働ける環境を提供することを目指しています。

障害を持つ人々の新たな就労の場へ

特定非営利活動法人こんぺいとう企画は、豆塚エリを発起人として設立され、障害や病気がある人々向けにオンラインライタースクール「もくもくライタースクール」を開校予定です。この取り組みは、障害を持つ人々に新たな就労の場を提供し、社会参加の機会を広げることを目指しています。個々の状態に合わせた学習環境と、フリーランスとして活躍するための実践的なサポートが、より多くの人々に新しい可能性をもたらすでしょう。

特定非営利活動法人こんぺいとう企画

本社:大分県別府市弓ヶ浜町1番28号 別府コージェマンション301号
TEL:0977-76-8601
Mail:info@kompeito.org

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