パルシステム神奈川とハートコープ神奈川が農福連携で新たな職場を創出、障がい者の就労支援を強化

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生活協同組合パルシステム神奈川(本部:横浜市港北区新横浜、理事長:藤田順子)とその子会社である株式会社ハートコープ神奈川(本部:藤沢市柄沢、代表取締役社長:福岡明)は、藤沢市に新たな就労継続支援B型事業所「ハートコープ湘南」を2024年4月1日(月)に開設しました。この取り組みは、障がいを持つ人々が農業に携わることで地域社会とのつながりを深め、自分らしく活躍できる職場環境を提供することを目的としています。

農福連携による社会貢献

「ハートコープ湘南」は、近隣の農家と協力し、ビニールハウスを活用して菌床しいたけの栽培を手がけます。県内の特別支援学校や就労支援センターなどと連携し、利用者を募集しています。これらの取り組みは、しいたけの栽培から収穫、パッキングまでの作業を通じて、安定した就労環境を障がい者に提供することを目指しています。栽培されたしいたけは、パルシステム神奈川の宅配利用者や地域の消費者に向けて販売され、将来的には果物栽培など事業の多様化を図り、やりがいを持って長期にわたり働ける職場作りを目指しています。

障がい者雇用の推進

パルシステム神奈川は、2015年より事業方針として障がい者雇用の拡大を掲げ、直接雇用を積極的に推進してきました。ハートコープ神奈川の設立は、この方針の具現化の一環として、2023年8月に実現しました。すでに県から指定障害福祉サービス事業者および就労継続B型指定を取得しており、障がい者の社会参加と自立支援を強力に後押しします。

パルシステム神奈川とハートコープ神奈川は、地域社会と連携しながら、障がいを持つ人々が自分らしい生活を送れるような支援体制の構築を進めています。この新しい事業所の開設は、地域に根ざした障がい者支援のモデルケースとして、社会的インパクトを生み出すことが期待されます。

地域と障がい者をつなぐ新しい働き方

生活協同組合パルシステム神奈川と株式会社ハートコープ神奈川が連携し、障がい者向けの新たな就労継続支援B型事業所「ハートコープ湘南」を開設しました。農福連携を通じたしいたけ栽培は、障がい者に安定した就労機会を提供し、地域社会との結びつきを強化します。これは、障がい者が社会に貢献し、自立した生活を送るための重要な一歩です。

「ハートコープ湘南」事業概要

【事業内容】菌床しいたけ栽培・加工・販売
【年間生産目標】約7.7t
【利用対象者】知的・精神障害者、定員20人
【社員人数】5人

【組織概要】

株式会社ハートコープ神奈川
所在地:神奈川県藤沢市柄沢2-7-24、代表取締役:福岡明
資本金:3500万円

HP:https://heartcoop-kanagawa.com/

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