介護に頼らず自立した生活を支援する株式会社マリスcreative designは、視覚障がい者の安全な歩行をサポートするAIカメラ「seeker」の製品化に向けた実証実験を、福岡市内横断歩道にて開始いたします。
本実証実験は、先進的なまちづくり「Fukuoka Smart East」推進に携わるFUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアムと連携し、視覚障がい者の自立支援と社会参画促進を目指します。
「seeker」は、頭部に取り付けたカメラとセンサーで周囲の状況を把握し、AIが危険を検知すると振動で使用者に知らせます。開発には九州工業大学の技術も活用し、駅のホームや横断歩道、街中の段差など、様々な危険を検知する精度向上に努めています。
今回の実証実験では、実際の横断歩道での利用状況や健常者の歩行状況にも対応できるよう、システムの検証を行います。検証結果を踏まえ、製品化に向けた改良を重ね、視覚障がい者の自立と社会参画を加速させることを目指します。
マリスは、今後も「seeker」の開発を進め、障がい者と健常者の垣根をなくし、誰もが安心して暮らせる社会の実現に貢献していきます。
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