社会福祉法人若竹会(青森県三沢市、理事長 小檜山 準子)は、日本財団の支援を受け、新たな子どもの居場所「みんなのいばしょ あご~る」を4月6日に開所しました。この新しい施設は、家でも学校でもない第三の場所として、子どもたちが安心して過ごせる環境を提供することを目的としています。
新たな居場所の背景
昭和44年に設立された若竹会は、長年にわたり三沢市で保育施設を運営してきましたが、卒園後の子どもたちが学校生活に適応できず困難を抱えるケースが後を絶たず、これに対応するため「みんなのいばしょ あご~る」の設立に至りました。この居場所は小学生から高校生までを対象に、切れ目のない支援を行うことで、子どもたち一人一人が社会とつながり続けることができるよう助けます。
開所式の様子
開所式では、統括マネージャー土屋智裕が「多世代交流を実現しながら安心して過ごせる居場所づくりを目指す」と述べ、日本財団の金子知史チームリーダーも「地域の方々と協力して、子どもたちを中心にしたコミュニティを形成してほしい」と強調しました。式典ではテープカットとくす玉割りのセレモニーもあり、参加者からは温かい拍手が送られました。
居場所の設備と目指すこと
「みんなのいばしょ あご~る」は、スタッフ3名を中心に、任意の参加者が気軽に足を運べる開放的な空間として設計されています。施設内には図書室やカフェスペースを設け、地域住民が自由に利用できるようになっており、特に多文化が交差する三沢市において、多世代・多文化間の交流を促進します。
多世代が支える新しい「居場所」
青森県三沢市の社会福祉法人若竹会は、日本財団の支援を得て「みんなのいばしょ あご~る」を開設しました。これは、地域の子どもたちが多世代の住民と交流しながら成長できる場を提供することを目的としています。開所式には地域の顔役も参加し、新たなコミュニティ形成に向けた強い意志が示されました。この居場所は、地域と子どもたちが互いに支え合うことで、より豊かな社会の実現を目指しています。
- 施設概要
施設名:子ども第三の居場所「みんなのいばしょ あご~る」
所在地:青森県三沢市岡三沢3-9-23
対象者:小学生~高校生及び地域の皆さま
開所日時:月・水・金(14:00~19:00)
土※月2回(10:00~14:00)
スタッフ:常勤職員1名、非常勤職員1名、ボランティア2名
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